
和歌山県和歌山市に本社を構えるシマムラは、江戸時代から受け継がれてきた整髪料「鬢付け油(びんつけあぶら)」の技と美意識を、現代の暮らしに合うかたちへ再構築した自然由来100%(※1)のヘアバーム「鬢バーム(BIN BALM)」を開発。
1月28日(水)より、クラウドファンディングサイト・Makuakeで販売中だ。
日本の整髪文化を象徴する鬢付け油

モクロウ
「鬢付け油」は、歌舞伎の舞台においても用いられてきた、日本の整髪文化を象徴するような存在。主にモクロウ(※2)などの天然油脂を原料に髪をまとめ、形を保ち、艶を出すために使われてきた。
もともと「鬢付け油」は、江戸時代の町人や武士の日常使いから広まり、歌舞伎役者・相撲力士・舞妓など、日本髪を結う世界では欠かせない存在だったそう。用途や髪形に応じて硬さの異なる「番手」があり、舞台でも長時間崩れない整髪を支えてきた、日本独自の美意識と技術の結晶だ。
「鬢付け油」の技を今の暮らしで毎日使える整髪料に
現在は需要の変化や原料の入手難、担い手の減少などにより、文化として「鬢付け油」の継続が難しくなる側面もあるそう。
シマムラは1842年に油商として創業し、髪油・鬢付け油の製造販売を原点に、独自の技術と品質へのこだわりを重ねてきた。同社は「伝統は、守るだけでは続かない」という考えのもと、鬢付け油の技術を現代の整髪料として再構築し、次の時代につなげることを目指して「鬢バーム(BIN BALM)」を開発したという。
同社はクラウドファンディングでのプロジェクトについて、伝統を守るだけでなく、「鬢付け油」の技を今の暮らしで毎日使える整髪料を再構築することで、文化の灯を未来へつなぐ挑戦と語っている。
必要なものだけで構成したシンプル処方
「鬢バーム(BIN BALM)」は、髪と頭皮にやさしい使い心地を目指し、必要なものだけで構成したシンプル処方。モクロウ、オリーブオイル、キャンデリラロウ、シアバターなどを組み合わせ、重ねても重くなりにくい仕上がりを追求している。
また、モクロウが髪をほどよくホールドし、自然なまとまりを長くキープ。ワックスのように固まりすぎず、外出先でも手ぐしでさっと整え直せる使用感を目指したそう。派手すぎない自然な光沢で髪をきれいに見せ、仕上がりを整えてくれる点もポイントだ。
清潔感のある穏やかなハーバルシトラスの香りは、天然精油のみ(ユーカリ葉油・ベルガモット果実油・ヒロハラベンダー花油・ラベンダー油・オレンジ果皮油・ローレル油を使用)のみで香りづけされている。
ラインアップは「固 – KATA」「柔 – YAWA」の2種類
「鬢バーム(BIN BALM)」のラインアップは、「固 – KATA」「柔 – YAWA」の2種類。

「固 – KATA」の特徴は、形をキープし、きりっと決まる束感。
前髪やサイドをしっかりキープしたい、束感を作りたい、髪をタイトに整えたい、くせ・広がり・浮き毛(アホ毛)を抑えたいという人にぴったりだ。

「柔 – YAWA」の特徴は、軽く自然で、やわらかなニュアンス。
落ち着いた柔らかさを出したい、自然なまとまり感が欲しい、ふんわりしたニュアンスを楽しみたい、ウェーブやくせ毛を活かしたい、髪が柔らかい・細い人にぴったりだ。
お得な価格で販売中
Makuakeでは、リターンとして「鬢バーム(BIN BALM)」をお得な割引価格で提供。3月6日(金)にプロジェクトが終了したのち、リターン品の製造・発送準備、リターン品発送が応援順に始まり、4月より一般販売がスタートする予定だ。
製造状況や資材入荷により、スケジュールが前後する可能性がある。進捗は活動レポートで随時報告があるそう。
1842年創業の髪油の老舗が歌舞伎を支えた「鬢付け油」を現代へ。自然由来100%のヘアバーム「鬢バーム(BIN BALM)」をチェックしてみては。
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:184年の知恵が詰まった、身だしなみを整える自然派ヘアバーム|BIN BALM
シマムラ公式HP:https://shimamura1842.jp
※1 ISO 16128に基づき算出した自然由来指数。水を含まない。
※2 モクロウ(木蝋):ハゼノキの果実から採取される植物由来の天然素材。石油由来原料に比べ再生可能性が高く、和蝋燭(わろうそく)や化粧品などに用いられ、日本では古くから伝統産業を支える素材として活用されている。
(佐藤ゆり)